英ポンドマネーマーケットファンド-その1

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英ポンドマネーマーケットファンド-その1
外貨MMFの運用報告書の一部をご紹介しましょう。
【英ポンドマネーマーケットファンド】
・市場概況
2007年の世界経済は、まだら模様の展開となりました。
中国の第3四半期経済成長率(年率)は、7期連続の2桁成長となり、インドも同四半期に前年比8.9%という高い成長となりました。
その一方で、8月に米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)から端を発したクレジット市場の混乱が全世界の金融市場に暗い影を投げ、年末に向けて不透明感が増大しました。
12月には、米連邦準備制度理事会が欧州中央銀行、イングランド銀行(BOE)、カナダ中央銀行、スイス国立銀行と協同で短期金融市場の安定を図るために資金供給のプランを打ち出しました。

イギリスの経済は2007年を通して堅調に推移しました。
GDP(国内総生産)は、第3四半期に前年比3.2%と、前期と同様の拡大となりました。
個人消費が前年比3.6%増と高く、景気に寄与しました。
しかし、住宅市場が第3四半期以降低迷している中、12月の個人消費は、前年比2.7%に減速しました。
RICS住宅価格インデックスは低下し続け、前年の36.1から低下して、12月には-49.1になりました。

雇用環境は、一年を通して依然強く、第4四半期には失業率は1975年以来の低水準である2.5%まで低下しました。

HICP(インフレ指数)は、原油価格と食品価格が生活コストを押し上げ、第4四半期に前年比2.1%となり、イングランド銀行の政策目標である2%を超えました。
BOEは急速なマネーサプライの伸びと底堅い世界景気を受けて、政策金利を3度に亘り0.25%ずつ引き上げ、7月に5.75%としましたが、その後の住宅市場の低迷とサブプライム問題の深刻化によって12月に0.25%の利下げを実施して5.5%としました。

短期金融市場のイールドカーブは、すべての期間に亘って前年より上方にシフトして年末に逆イールド化し、3ヵ月英ポンドLIBORも5.32%から5.99%に上昇しました。
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