カナダドルマネーマーケットファンド-その1

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カナダドルマネーマーケットファンド-その1
外貨MMFの運用報告書の一部をご紹介しましょう。

【カナダドルマネーマーケットファンド】
・市場概況
2007年の世界経済は、まだら模様の展開となりました。
中国の第3四半期経済成長率(年率)は、7期連続の2桁成長となり、インドも同四半期に前年比8.9%という高い成長となりました。
その一方で、8月に米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅ローン)から端を発したクレジット市場の混乱が全世界の金融市場に暗い影を投げ、年末に向けて不透明感が増大しました。
12月には、米連邦準備制度理事会が欧州中央銀行、イングランド銀行、カナダ中央銀行、スイス国立銀行と協同で短期金融市場の安定を図るために資金供給のプランを打ち出しました。

2007年のカナダの経済は徐々に減速していきました。
GDP(国内総生産)は、第1四半期に前年比3.9%、また第2四半期に前年比3.8%に拡大した後、第3四半期には前年比2.9%の伸び率となりました。
米ドル安を受けて米国から製品備品を安く調達することにより設備投資が拡大し、成長に寄与しました。
個人消費も、1年を通して堅調に推移しました。
強い雇用に下支えされ、11月の小売売上高は、前年比6.1%の上昇となりました。
失業率は、12月に前年の6.2%から5.9%へ低下しました。
しかし、住宅市場では、需要減少の兆候が見受けられ、12月の住宅着工件数は、過去6年で最低の184,700件へ減少しました。

11月のヘッドラインCPI(消費者物価指数)は、ガソリン価格の上昇に伴って前年比2.5%へ上昇しましたが、コアCPIは前年比1.6%と、年内で一番鈍いペースの上昇となりました。

カナダ中央銀行は、堅調な経済成長とインフレ上昇リスクを理由に7月に0.25%の利上げを実施し、政策金利を4.5%としました。
そして、年内の追加利上げを示唆しました。
しかし、9月には米国サブプライム問題を受けて政策を転換し、米国経済の減速と金融市場で大きな変動が継続したことにより、12月には0.25%の利下げとなりました。

年末の短期金融市場のイールドカーブは、利下げが実施されたにもかかわらず短期金融市場が不安定なため全期間に亘って上方にシフトして逆イールド化し、3ヵ月カナダドルLIBORは前年の4.27%から4.55%に上昇しました。
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