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現在の介護事情
現在の介護事情は、以前と比較したら格段に良くなったように感じることでしょう。
しかし、実際に自宅で家族を介護をしている方の現状はどうでしょうか。
また施設など介護サービスを生業としている方はどうでしょうか。
自宅で介護をしている家庭で起きている問題というのは深刻なものです。
まずは介護を行う人間への精神的・肉体的負担です。
介護サービスを受けることにより、ある程度は軽減されてきたとはいえ、まだまだ問題解消には程遠いように感じます。
労働基準法や育児・介護休業法等により、介護を家族全員で行なえる環境づくりに取り組んでいるようですが、現実には介護を理由に休業を取得できる雰囲気の会社はごく僅かのようです。
超高齢社会の中、今後このような問題はますます深刻化していくことでしょう。
介護保険制度が整備されたことにより、介護保険を取り巻くビジネスは急速に発展しました。
そこで働く人たちの仕事環境はどのようなものでしょうか。
正直、昔と同じで介護というものはどこかボランティア的な要素も含まれているように感じます。
確かにボランティア精神というのも必要ではありますが、あくまでもビジネスであり、日本の経済状況の変化・多様な介護サービスの現状からみて、介護従事者というのは低賃金・長時間労働しているのが現状ではないでしょうか。
昔は看護師業務が仕事の内容に比べて低賃金ということが問題となりました。
現在の介護業界でも同じようなことがいえると考えます。
長い労働時間に拘束されているわりにはお給料に反映されない現実があるのです。
自宅で介護をしている方でも同様な考えができます。
本来なら仕事をしているのであれば相応の賃金を得ることができるのですが、家族の介護という仕事に転職したばかりにその功績も認められないということになります。
「介護するのは当たり前」・・・確かに当たり前かもしれませんが、介護の現状を見ると、要介護区分もさらに細分化され、介護にかかる費用も国は削減する方向となっているように感じます。
このような現実を国が理解していないことにより、いつまでたっても介護難民が減少しないばかりか、介護に関して余計な費用が掛かってしまうと考えます。
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